長崎県内の景気について日銀長崎支店は「緩やかに回復している」として19カ月連続で判断を据え置きしました。日銀長崎支店が29日発表した県内の金融経済概況によりますと、個人消費は一部に物価上昇の影響がみられるものの、緩やかに回復している一方で住宅投資は足踏み状態となっているとしています。観光では県内の観光施設の入場者が「増加傾向」にあり、国内外からの観光客数も増加。景気全体として「緩やかに回復している」として19か月連続で判断を据え置きました。

先行きについて、日銀長崎支店は、引き続き企業の人手不足感の高まりと物価上昇による影響のほか、海外経済の動向を注視していく必要があるとしています。