天草エアラインが機体の一部を点検しないまま約9か月間で2500回運航していたことが明らかになりました。
点検漏れが発覚したのは天草エアラインのATR42ー600型機です。

天草エアラインによりますと、きのう(1月29日)午前10時ごろ、機体の点検や整備を委託している会社から「期限までに行うべき点検ができていなかった」と連絡がありました。
点検が必要だったのは機体の胴体と主翼との結合部分で、本来は去年(2024年)4月までに点検を行う必要があったとみられています。
天草エアラインは点検漏れの原因について、2021年10月に変更された点検時期の規定が整備会社のシステムに反映されていなかったためとしています。
きのうは8便、きょう(1月30日)は10便すべてが欠航となり、計約220人に影響が出ました。

天草エアラインは、あす1月31日以降は通常通りの運航を目指したいとしています。














