人類が滅亡するまでの残り時間を象徴的に示す「終末時計」の時刻が過去最短の「残り89秒」に更新されました。
「人類滅亡まで89秒です」
「終末時計」は、科学や安全保障の専門家らの検討に基づき毎年公表されていて、人類滅亡の時刻を午前0時と想定し、危機がどの程度差し迫っているかを象徴的に示しています。
去年までの2年間は創設以来、最短の「90秒」を維持していましたが、今年は1秒早まり、過去最短の終末まで「89秒」になりました。
主催しているアメリカの団体は、時刻を早めた理由として、▼ウクライナでの戦争に加え、北朝鮮がミサイル発射実験を繰り返すなど核のリスクが高まっていることや、▼人工知能が誤った情報を煽り、混乱を引き起こしているほか、核兵器に応用される可能性も懸念されていること、▼さらに、世界の気温が過去最高を記録し、気候変動が引き続き大きな問題になっていることをあげています。
団体は「課題への取り組みが不十分で憂慮すべき状況につながっている」と指摘したうえで、「これは世界のすべての指導者に対する警告です」と訴えました。
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