宇城広域連合は、熊本県宇土市にある松山最終処分場の敷地内の井戸水から、指針値を超える有機フッ素化合物が検出されたと発表しました。

検出されたのは、「PFOS(ピーフォス)」と「PFOA(ピーフォア)」と呼ばれる「有機フッ素化合物」です。

宇城広域連合によりますと、12月20日におこなわれた調査で宇土市の松山最終処分場の敷地内にある井戸の水を調べたところ、指針値の約4倍のPFOSとPFOAが検出されたということです。

今のところ健康被害は確認されていませんが、半径500メートル以内に住む住民には、井戸水を飲まないよう注意を呼びかけています。

県は今後、原因を調べるとともに、周辺の河川についても調査を進めています。