高知の地場産品である宝石サンゴの魅力を発信するとともに、作家の加工技術や表現力を競うコンテストが高知県高知市で開かれました。

(リポート 川見真宵 アナウンサー)
「豚骨ラーメンに、ウーパールーパー!高知の誇る宝石サンゴの濃淡を生かした遊び心溢れる作品が勢ぞろいです!」

宝石サンゴの加工技術や表現力、発想力を競うために開催されている「土佐さんごまつり名作コンテスト」は今回が49回目。県内外からおよそ60点の応募がありました。

使われているのはすべて天然の宝石サンゴで、原木の形に合わせて彫り出すため作家の技術や感性が試されます。審査委員らは3時間ほどかけて、じっくりと入賞作品を選んでいました。

(高知県美術家協会 下山郁夫 理事)
「歴史にのっとったような作品もあるし、それから新しい作品、斬新な作品も出てきているので、これからが楽しみだなと思っています」

28日に選ばれた入選作品については3月5日に授賞式が行われます。その後、9日までの5日間、オーテピア高知図書館で作品が展示されるということです。