小田波さん「生理のタブー視がなくなる社会にしたい」

電子機器の研究が専門の秋田純一教授も、小田波さんの熱意に心を打たれたといいます。

金沢大学・融合学域 秋田純一教授「尊敬ですね。僕ら普段、テクノロジーの研究とかしてるわけですけど、それを社会に生かしたいという。もちろん、使命感とか持って研究してるわけですけども、正直彼ほどの使命感持っているかというと正直自信はないですね。だから、彼の生理痛の社会に理解を深めるってことに対する熱意というのは尊敬に値する」

金沢大学・先導学類4年 小田波優矢さん「若い女性とか、生理に悩む女性が気軽に相談できるような社会は作りたいなって思ってますね。具体的には、若い女性が産婦人科にどうしても通いづらい、それは周りの目だったりとか、婦人科病院への知識不足があったりとかあるので、そこら辺がうまく解消できるような生理のタブー視がなくなるような社会にしていきたいですね」

小田波さんは、大学卒業後も女性の健康問題を男女ともに考えるきっかけを作っていきたいと話しています。