沖縄県の小学生が受講したのは、水木しげるさんの作品をもとに作られた平和学習プログラムです。
太平洋戦争末期、県民を巻き込んだ地上戦が行われ、戦争遺構などが多く残る沖縄で過ごす小学生たちがこのプログラムを通して感じたこととは…。

「おはようございます」

26日、鳥取県境港市の水木しげる記念館にやってきたのは、沖縄県伊平屋村の小学5年生14人です。

児童らは市内の事業者「海産物のきむらや」が企画した伊平屋村との教育交流事業「ウインタースクール」の一環で境港市を訪れ、この日は市内の小学生と一緒に、水木しげるさんの戦争体験をもとに境港市が制作した平和学習プログラムを受講しました。

(プログラムのナレーション)
「水木さんは21歳のとき、ラバウルという南の島の戦場へ兵隊として戦いに行ったのです」