あまりの重さに…四苦八苦

東浦町が買い手に出していた条件は、二つの巨大岩塩を取りに来てくれること。購入を決めた福岡県行橋市の大嶋隆美さん(77)は、半日かけてトラックで駆け付けました。しかし…

あまりの重さに釣りあげられず…四苦八苦。

(購入者 大嶋隆美さん)
「ビックリしました。これは大きいなと。私と同じぐらい、皆さんにも喜んでほしい」

大嶋さんは、自然薯の育成・販売をする会社「自然薯 御薯の里」を地元で経営。会社のPRのために展示したいとのこと。

(購入者 大嶋隆美さん)
「たまたま(ネットニュースで)この岩塩が出てきて『これは何だ⁉』と驚いて、それから少しずつ調べていた」

午前10時頃に始まった積み込み作業。完了したのは正午前。約2時間かかりました。ようやく行き先が決まったことに東浦町長は…

(東浦町 日髙輝夫町長)
「新しい引取先が見つかって、また新たな岩塩の活躍の場が得られたので、寂しさもありますけど、うれしく思っています」

巨大岩塩は、名古屋から大阪南港に運ばれ、カーフェリーで福岡まで運搬。29日午前中には“新天地”に到着する見込みです。