中華圏からの観光客に“真珠製品”が人気

三重県鳥羽市にあるミキモト真珠島。この養殖真珠発祥の地を訪れたのは香港からの19人の団体客。
海女さんたちの素潜りの様子を見学したあと、真珠のアクセサリーを真剣な眼差しで選んでいた家族は…

(香港から訪れた人)
「ネックレスを1つ買いました。ハート型で美しいです。22000円でした。リーズナブルで良い価格」
「ブレスレットとイヤリングを買いました。14000円くらいで、とっても安かった」

28日のミキモト真珠島は数年前に「爆買い」という言葉が広がった時ほどの光景ではありませんでしたが、円安でリーズナブルな日本の真珠を求めて多くの外国人観光客がショッピングを楽しんでいました。

(御木本真珠島 柴原昇 取締役)
「(春節期間は)中華圏のお客さまの旅行のトップシーズンですので、1週間程度たくさんのお客さんで賑わうことを期待している。(コロナ前より)去年は4000人くらい客が減ったが、中部空港も国際線が戻ってきているので期待している」

この他にも28日は台湾からの団体17人の予約も入っていて、春節の期間はアジアからの観光客を中心に、高いインバウンド需要が見込めそうです。