導入への課題は?
一方で、今後導入となれば仙台市とも協議する必要があります。
若生裕俊富谷市長:
「仙台市の部分にもいくつかの駅は設けることが必要だと思っている。仙台市と話をして、実現するにしても仙台市の協力がないと何もできないので、そこを含めて最終的にはそういう相談をする必要がある」

北海道や沖縄などでも利用に向けた調査が始まっていて、今年6月には、南相馬市で実証実験が行われるということです。
富谷市では、地域公共交通計画として、まずは泉中央駅から明石台地区への路線を確保した上で、その後、成田地区、大清水地区まで拡大を目指しています。

ただ導入となれば仙台市もまたがることになるので、予算に関することなど、協議事項も多くなると考えられます。公共交通の担い手不足も指摘される中ロープウエイが利便性向上の救世主になり得るのか、今後の動向に注目です。