広島での事例を挙げ「街の潤いに」

森保監督は去年、広島市のまちなかに開業したサッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」の建設に携わりました。

サッカー日本代表 森保一 監督
「(広島の建設には)反対意見があったりしたが、サカスタができてその街に行っていろんな話を聞くと、感じることは本当に街の潤いになっている。街の盛り上がりになっている。街の宝になっている。なによりも街の誇りになっている。そういうシンボルになるようなものとして皆さん捉えてくれている」

広島ではスタジアム建設の話が持ち上がってから20年。署名活動や様々な議論を経て、県民の願いが形となりました。

いまやスタジアムは単なる試合会場にとどまらず、まちの賑わいの拠点になっていると言います。

サンフレッチェ広島 仙田信吾 前社長
「(カープとサンフレッチェの)試合が重なることがありましたよね。両方満員になったんですよ。流川町という繁華街とか広島駅周辺とか、赤いユニフォームと紫のユニフォームがお互い健闘を称えあって、そりゃすごい盛り上がりになりました」