フランスの星つきレストランなどで働くソムリエらが、岡山県内の酒蔵を訪れ、酒造りについて学びました。

赤磐市の利守酒造を訪れたのは、フランスの星つきレストランなどで働いていて現地の日本酒コンテスト「KURAMASTER(クラマスター)」で審査員を務めているソムリエやバーテンダーら7人です。

フランスで人気が高まっている日本酒について知識を深めてもらうとともに、販路拡大にもつなげがればと岡山県が招いたものです。

7人は、今月(1月)24日から岡山に滞在していて、酒蔵の見学は6か所目。きょう(27日)は、貯蔵庫や仕込みタンクを見学しました。

(ソムリエクエンティン・ロワゼルさん)
「6つの酒蔵を訪問して個性的で複雑な酒造りに感動しました。さらに酒造りそのものが地域に根付く大切な遺産であることを理解しました」

(利守酒造 利守忠義 社長)
「フランスの食卓に備前焼と日本酒が常に乗っているという光景を日常にしていただけたらありがたい」

7人は今回学んだ日本酒の知識を勤務するホテルやレストランで客に伝えていきたいと話していました。