26日投票が行われた任期満了に伴う愛媛県砥部町長選挙は、新人で元アナウンサーの古谷崇洋氏(31)が、新人で前副町長の岡田洋志氏を破り、初当選を果たしました。

12年ぶりの選挙戦一騎打ちの戦いとなった砥部町長選挙は、新人で元アナウンサーの古谷崇洋氏が、新人で前副町長の岡田洋志氏をおよそ3200票差で破り、初当選を果しました。

当選した古谷崇洋氏は31歳。

高校時代から地方政治家を志し、南海放送アナウンサーを経て、コンサルタント会社に勤務するなどしてキャリアを積んできました。

また、座談会などを通じて地元の支援者の輪を広げる草の根の選挙戦を展開しました。

古谷氏
「これからの時代は、はっきり言います。厳しい時代です。しんどい時代です。でも町のリーダーたる私はその厳しさから絶対に目をそらしません。目をそらした先に砥部町の新しい未来なんてないんです。しっかりと向き合って立ち向かってその大波を越えていく」

なお、砥部町長選挙の投票率は66.60%と、12年前の前回をわずかに下回りました。

【開票結果】
古谷崇洋氏(無・新) 7277票
岡田洋志氏(無・新) 4049票