トマト栽培で安全性や品質管理が適正であるという認証を受けている高知県四万十市の農業高校で認証継続を判断するための現地審査が行われました。
四万十市の県立幡多農業高校は2019年、トマトとミニトマトの栽培で県内の高校で初めて日本版のGAP、“JGAP”の認証を受けました。“GAP″とは農作物の安全性や品質管理、さらに環境に配慮した栽培方法を取り入れるなど適正な生産が行われていることを認証する制度です。24日、認証継続を判断するための現地審査が行われました。今回は新たに目指す、メロン栽培についての審査も兼ねています。

審査員がハウスで、トマトの栽培や収穫の様子を視察。アルコールを浸した布で収穫したトマトを拭くときの扱い方や糖度の測定なども見て生徒から聞き取りを行いました。
(生徒)
「生産者としてGAPの審査を受け、自分たちだけじゃなくて消費者の人達も安心して野菜とかを買っていただいたりするのでいいかなと思います」
審査の結果必要な改善点などがあれば学校側は対応策などを報告し、それが了承されると認証が継続されることになります。