高校球児に球春到来です。来月、阪神甲子園球場で開催される選抜高校野球大会に四国地方代表として香川県の高松商業の出場が決定しました。
(24日午後4時過ぎ)「2校目に…高松商業高校を選出いたしました」
グラウンドで待つ生徒のもとに吉報が届きました。

(高松商 山本主税校長)
「おめでとうございます。みんなの野球の実力はもちろん、日頃の取り組みが認められて、全国で戦えるチームだということで選んでいただいた」
(帽子投げ)
2023年以来、2年ぶり29回目のセンバツ出場を決めた高松商業高校野球部です。春の甲子園では、第1回大会をはじめ、2度の優勝と3度の準優勝を誇る県内屈指の強豪校です。昨年11月の四国地区大会では、順当に駒を進め、準決勝で愛媛の強豪・新田と対戦。6回にソロを放った3番・橘選手の活躍がセンバツ出場の決定打でした。

1対3で迎えた8回にも同点2ランを放り込むと、2打席連続のアーチが逆転勝利を呼び込み決勝進出。四国地方に2枠ある甲子園への切符を確実にしていました。
「よっしゃー」
全力で野球を楽しむことが好プレーを生むと、「Super Enjoy Baseball」をスローガンに掲げ、チーム一丸で勝利を目指します。
(山田圭介主将)
「センバツが決まったと聞いた瞬間はとにかく素直にうれしかったです。新チームの結成時から日本一というのを掲げて練習してきたので日本一目指して一戦必勝で頑張りたいと思います」
(長尾健司監督)
「身の丈の野球しかできないと思うので、自分たちの持っている力をしっかり見て、できることを100%に近い形で発揮できるように準備していきたい」
目標は日本一。全国で実力を見せつけたい高松商業です。春の甲子園は、3月7日に組み合わせ抽選が行われ、18日に開幕します。
「センバツ決まったぞ!」「いぇ~い!」
