アメリカのトランプ大統領は23日、「非核化」という言葉を使ってロシアや中国とともに核兵器の削減を進めていきたいという考えを示しました。ただ、被爆者からは疑念の声も上がっています。
23日、「ダボス会議」で演説を行ったトランプ大統領。このなかで。
トランプ大統領
「ロシアと『非核化』について話し合った。中国も同調したいだろう。『非核化』ができるか確かめてみたい。十分に可能だと思っている」
トランプ大統領から出た「非核化」という言葉。ロシア・中国と核兵器の削減を進めていきたいとの考えですが、そのワケはというと。
トランプ大統領
「核兵器には莫大な資金が投入され、その破壊力は、きょうは話したくもないくらい憂鬱なものだ」
非核化の理由は、平和ではなく、お金がかかるからということでしょうか?長崎の被爆者からは、トランプ大統領の真意に対して疑念の声が出ています。
長崎の被爆者 川野浩一さん
「核の問題で中国やロシアに対して、自分たちが常に上に立ちたいという気持ち。そこに本心があると思うんですよ。まず自分の目できちっと何が80年前に起こったのか、そのことを確かめてもらいたい」
一方、トランプ氏はロシアについて、こうも話しています。
トランプ大統領
「サウジアラビアとOPEC(石油輸出国機構)に原油価格の引き下げを要請するつもりだ。原油価格が下がれば、ロシアのウクライナ侵攻はすぐに終結するだろう」
原油価格を引き下げることでエネルギー輸出に依存するロシア経済に打撃を与え、早期の停戦に応じるよう圧力をかける狙いだと説明しました。
このほかにも、この日は。
トランプ大統領
「(Q.また彼〔金正恩氏〕に接触を?)しますよ」
北朝鮮の金正恩総書記と再び対話する意向を示しています。
また、1963年に起きたケネディ大統領暗殺事件について、政府が所有する記録を全面公開するための大統領令に署名をするなど、トランプ氏は23日も活発な動きをみせています。
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