老朽化が進む青森県営球場に代わり、県が新たに整備する「ボールパーク」について、収容人数を最大2万人、プロ野球の公式戦が開催できる球場設備にする構想が明らかとなりました。

検討会議では、新たな県営野球場を中心として年間を通した賑わいの拠点をめざすボールパーク構想が話し合われています。

23日の会議では、中核となる球場の収容人数を1万5000から2万人と県内最大規模とし、プロ野球の公式戦が開催できるグラウンドに整備すると明かしました。

また、球場は管理がしやすく野球以外のシーンでも対応しやすい人工芝を採用します。

沼田 郷 委員長
「野球関係者、野球利用だけではなく、できる限り多くの年代の人たちに利用していただけるようなボールパークを作りたいという思いをコンセプトに込めました」

ボールパークのコンセプトは「季節に応じて日常的に集い楽しめる」場所として地域のイベントや交流の場、そして災害発生時には避難場所や備蓄倉庫などの機能も持つ拠点にしたいとしています。

委員からは、今回の豪雪を踏まえて球場を雪よせ場として活用できないかなどの意見も出されました。

沼田 郷 委員長
「我々のミッションはボールパークをどのようなものにするかが最大のミッション。ある程度固まった後に、どこに(建設するか)という話になる」

次回の検討会議は、3月に開催する予定です。