高知県安芸市の伝統野菜入河内大根(にゅうがうち・だいこん)が旬を迎え、高知市の量販店で試食販売が行われました。入河内大根は、安芸市の入河内地区で栽培される伝統野菜です。通常の大根の3倍ほどの大きさで、大きいものは重さが10キロ近くになります。

23日は高知市の量販店、コープかもべとコープよしだで生産者による試食販売が行われ、早速、訪れた人たちが買い求めていました。
(訪れた人)
「(入河内大根が)好きです。全然癖がないし、普通の大根とは格段に違います」
きめの細かさと甘みが特徴の、入河内大根。煮物に適しているといいますが、こんな食べ方も。
(生産者 有澤俊明さん)
「特にお勧めしたいのが、天ぷら、かき揚げ。揚げ物にも非常に合います」
2024年の猛暑や少雨などの影響で、2025年は例年よりもサイズが小さく、出荷量もおよそ3分の1の見込みで、安芸市以外への流通は少なくなりそうだということです。
入河内大根の旬は2月中旬までです。