活火山との関連は
また、村に位置する活火山燧ケ岳との関連性については、24時間体制で監視する「常時観測火山ではない」と前置きしたうえで、火山活動に変化がないことや震源から離れていることから、火山性地震ではないと見ています。
今回の地震は「火山性地震ではない」ということで「近くを通る断層との関連はあるのか」が気になりますが、気象台は現時点では「断層との関連は不明」としています。
震源の周辺では21日から地震活動が活発化していて、23日午後5時までに震度1以上の地震が47回発生しています。
気象台では、揺れの強かった地域では、およそ1週間、最大震度5弱程度の地震の発生に注意を呼びかけています。特に今後2、3日程度は規模の大きな地震が発生することが多くあるということなので、改めて地震への備えを確認してください。

また、揺れの強かった地域、特に檜枝岐村では落石やがけ崩れなどに注意、また非常に雪深い場所ですからなだれや屋根からの落雪にもご注意ください。
