23日未明、福島県の会津を震源とする地震があり、檜枝岐村で最大震度5弱を観測しました。周辺を震源とする地震はそれ以降、これまでに30回以上起きていて、気象台は今後1週間ほどは同じくらいの地震に注意が必要です。
「尾瀬の玄関口」として知られる檜枝岐村。今回の地震の震度分布図でみてみると、新潟、群馬、栃木との県境に位置していて、震度5弱を観測したのは檜枝岐村だけで、他の市町村は3以下でした。

なぜこのような局所的な地震になったのか?福島地方気象台に聞きました。
福島地方気象台・大和田淳地震津波防災官「(檜枝岐村の)観測地点と(地震の)発生場所が非常に近かった。それが一番大きな理由」
また、震源の深さが4キロと非常に浅かったことも、局所的に檜枝岐村の揺れが強くなった要因として説明しました。