冬の果物の定番ミカンもかつてない高値となっています。コタツに入ってミカンといった冬の風物詩として気軽に楽しめない状況となっているようです。一方、主要産地よりも北に位置する富山県では、例年並みの出荷量を見込み、ミカン高騰をチャンスととらえています。

スーパーセンターシマヤ立山店では入口の一番目立つ場所に今が旬のミカンがズラリと並びます。
しかしその値段は23日は6個入りで735円。今シーズンは例年より2~3割ほど仕入れ値が高くなったとスーパーセンターシマヤ立山店の豊田悟副店長は話します。
スーパーセンターシマヤ立山店 豊田悟 副店長
「ミカンが出始めてからずっと高いっていう状態っていうのは、私の記憶の限りではないですね」
去年夏の猛暑の影響やカメムシの大量発生で、生産量が落ち込み価格が高騰しています。
ミカン売り場を観察してみると、買い物客はミカンを手に取ることなく売り場を離れました。
買い物客
「なんでも高いから…」
「主婦にしたら大変ですよね」














