福島は2年連続「全国ワースト3位」

福島県警によると、飲酒運転による交通事故の件数は、2022年が47件、23年が59件、そして24年は11月末現在で46件となっています。

交通事故のうち飲酒運転による事故の割合は、22年と23年の2年連続で全国ワースト3位を記録するなど高い割合となっています。

飲酒運転が多い背景について、県警は、県内が車社会であること、代行やタクシーがつかまりづらいため、車内で休憩し、その後、運転する人が多いのではと分析しています。

お酒が分解されるまでの時間は、アルコール健康医学協会によりますと、体重約60キロの成人男性がビールの中瓶1本を飲んだとして、体内でアルコールが消えるまで3時間から4時間ほどかかるということです。中瓶2本を飲んだ場合は、6時間から8時間かかるといいます。飲んだ量によっては、翌日にもお酒が残り飲酒運転になるおそれがあります。

また、飲酒運転を知りながら、車に一緒に乗った人も厳しく罰せられます。痛ましい事故を二度とと起こさないために、「飲酒運転を根絶する」私たち1人ひとりが心に刻む責務です。