歌う人を邪魔せず「テキスト」で応援

多様化するコミュニケーションツールの波は、カラオケにも。

♪残酷な天使のテーゼを熱唱し、高校生4人組が盛り上がっていたのは『カラオケまねきねこ』渋谷本店(東京・渋谷区)。
曲が変わると、歌っていない2人がマスカラを振りながらスマホをいじりだしました。すると…

THE TIME,ディレクター:
「え、画面に文字が流れています」

<今年の抱負を叫んで!><上手すぎて草www><この歌声しか勝たん>と、3人からの応援メッセージが画面上部に!

これは、『カラオケまねきねこ』のオリジナル最新カラオケ機種「E-bo」で2024年からスタートした「コメント応援機能」
公式アプリを使って楽曲を予約し、「遊ぶ」ボタンを押せば定型文や好きなコメントで応援できるサービスです。(※一部店舗で対応)

『コシダカ』DX推進室 腰髙理志さん:
「若年層はチャットでの会話に非常に慣れているので、“歌っている人を邪魔することなく”コミュニケーションの活性化がされることを考えながら導入した」

「テキスト応援」がZ世代にウケるワケ

あえて声ではなく、テキストでの応援について利用者は…

10代高校生:
「思ったことをコメントで言えるので、恥ずかしがり屋さんでも楽しめる

10代高校生:
「『わーっ!』という程じゃないけど盛り上がりたい曲もある。そういう時はコメントだと嬉しい

“アラフォー”アナ達の反応は?

目の前にいても“テキスト応援”、電話じゃなくて“テキスト通話”というZ世代の感覚に、「話すという概念が変わってきているのかな」と杉山真也アナ(41)は驚きと困惑の表情。

一方で「面白い、いいですね」と好反応なのは江藤愛アナ(39)。ジフシーは4人でテキスト通話できる機能も開発中とのことで、安住紳一郎アナも交えてみんなで「やってみよう!」とノリノリ。「でも文字を打つのが遅そうですね」と笑ってスタジオを締めた。

(THE TIME,2025年1月17日放送より)