遠藤さん動く、積極的に支援者まわり
そこで不可欠なのが、支援者のサポート。遠藤さん、現役時代の勝負服ユニフォームからジャケットに着替えて、現役選手さながらのフットワークで自ら積極的に動き、協力を呼びかけます。この日は、住宅メーカーを訪れました。

元ベガルタ仙台 遠藤康さん:
「長くやっていかないといけないと思っているので、子どもたちの成長を見届ける意味でも、支えてもらえたらと思っています」
スモリの家 須森明社長:
「少しでも支えていきたいなと、遠藤さんには頑張ってほしい」

休む間もなく今度は、なかのFCに食事提供をしている就労支援施設へ。何よりも人との縁やつながりを大切にする、地域密着こそ彼の信条。ベガルタ在籍時にも練習の合間を縫って、施設に訪れていました。

ポッケの森 星野公延さん:
「実は遠藤さんのおじさんと一緒に仕事をしていたんですよ」
元ベガルタ仙台 遠藤康さん:
「そういうつながりでね」

すると施設の職員からメッセージ入り色紙のプレゼントが…。

元ベガルタ仙台 遠藤康さん:
「仙台帰ってきてよかったなと思いますね。こういうの見ると引退したんだなって思いますね。あんまりまだ実感ないんですよ。でも次は(皆さんに)お返ししなければいけない立場だと思っています。いろいろな人に協力してもらわないと成り立たないと思うし、こうやってみんなで作り上げていくのが好きなんだなと思う」