仙台市によりますと、12月8日、仙台市青葉区国分町の飲食店で料理を食べた20代の女性3人がそれぞれ2日後から3日後に下痢や発熱、嘔吐の症状を訴えました。このうち1人は入院しましたが、既に退院していて、快方に向かっています。

3人は、店で焼き鳥やレバーなどを食べていて、それぞれの便からカンピロバクターが検出されたことなどから、市はこの店の料理が原因の食中毒と断定し、22日から24日まで、3日間の営業停止処分としました。カンピロバクター食中毒の主な原因の一つが生や加熱が不十分な鶏肉料理で、仙台市は、「外食で提供された料理でも、火の通りが不安であれば、店に加熱をお願いするなどしてほしい」と呼びかけています。