ラインメール青森のJ3昇格を目指すシーズンが始まりました。

20日は新たに加わった14人の選手を含む31人の新体制での初の練習となり、原崎政人新監督のもと基礎メニューを中心に約2時間に渡って体を動かしました。

新井宇輝 アナウンサー
「コーチから新加入の選手も関わっていこうという声もあり、選手たちはコミュニケーションを図りながら汗を流しています」

昨シーズンは、9勝14分け7敗の10位と4シーズンぶりに2桁順位に沈みました。ただ失点数はリーグ2番目の26失点と堅守を誇り、これが今シーズンも武器です。

ラインメール青森 MF 山口和樹 選手
「体を張れる、シュートを打たせないというところが強味ですし、そこは続けてやっていきたい」

一方、引き分けの多さに象徴されるように、勝ち切るためには得点力の向上が不可欠で、鍵を握るのはJ2鹿児島から移籍した有田光希選手と、中原秀人選手の2人です。

ラインメール青森 MF 中原秀人 選手
「僕の特徴は攻撃的な部分でゴールに直結するワンタッチのパスや、常にボールに絡みながら攻守においてチームをうまく循環させていく役割」

ラインメール青森 FW 有田光希 選手
「(中原)秀人くんがボランチにいてくれると、ボールが落ち着くので3年間一緒にやって特徴というのも知っていますし、良いパスを僕が引き出して試合でみせれるように」

クラブは1月17日に、廣田神社で今シーズンの必勝を祈願。チームの願いはただ1つ「Jリーグ昇格」です。

ラインメール青森 MF 中原秀人 選手
「J3に昇格すること、このチームで試合に出て活躍してラインメールをJ3に上げる」

チーム創設30周年、旋風を巻き起こすシーズンは3月8日に開幕します。