”市長との距離感”も争点に

今回、返り咲きを狙う候補もいる中、争点の一つとなっているのが武内市長との距離感です。

対立候補を応援し敗北した自民党の市議らは議会でも武内市長と対立を続けてきました。

こうした中、一部の自民党市議が「市長とは是々非々で臨む」として新会派を立ち上げました。

過去最多の96人が立候補した今回の市議選。

この他に、現職3人の日本維新の会は8人を擁立しているほか、参政党も新人1人が出馬しています。

立候補者の3割あまりを占める無所属の候補の中には武内市長との連携を訴える候補もいて、市長との向き合い方が争点の一つとなっています。

北九州市 武内和久 市長
「街を、将来像をどう描き、そしてそれに対してどのように市政を進めていくのか。そういったことに関しての活発な意見を、そして政策の提案、こういったことが出てくることを期待をしていきたいと思います」

人口減少や少子高齢化が進む中、60年ぶりに人口が転入超過となり、企業誘致による投資額も過去最高となるなど明るい兆しも見えてきた北九州市。

今後を左右する北九州市議選の投票日は1月26日です。