■修被告は無罪を主張
2023年7月に起きたこの事件をめぐっては、田村瑠奈被告(30)と父親の修被告(61)、母親の浩子被告(62)の3人が逮捕・起訴されています。

このうち殺人や死体損壊などを手助けした罪に問われている修被告は、14日の初公判で「違うと思う点がいくつかある」と述べ、無罪を主張しました。
修被告は、用意したメモを読み上げ「殺害や損壊の目的は知らなかった」などと述べました。

また「娘から“頭部を隠したい”と言われたことはなく、隠そうと思ったこともありません」「ただ何もできなかっただけです」と主張。

娘の犯行を知った後も、警察に通報しなかったことについては「警察がすぐ来ることはわかっていましたので、残された時間を娘と一緒に過ごすことで精いっぱいだった」と述べています。
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