6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災。

発生から1月17日で30年となりました。
全国で頻発する地震。いざというとき、私達はどのように行動すればよいのでしょうか?
震災の教訓と災害への備えについて、今回は気象予報士で、市町村長に防災について直接進言できる資格、気象防災アドバイザーを持つ米津龍一さんとお伝えします。

米津龍一気象防災アドバイザー:
もう30年も経つのかというのが正直な思いです。
といいますのも私自身、阪神・淡路大震災のときは、大阪に住んでいたんですね。そのときは、部屋の中にあるピアノが揺れ動いて外に出られなかったり、実際に自宅では断水もしたんです。
地震というのは予測ができず、突然起こります。
ですから今日は、いざというときに行動できるよう、クイズ形式で皆さんも一緒に考えていただければと思います。
その阪神・淡路大震災が発生したのは、多くの人が自宅にいた早朝、午前5時46分頃だったんですね。その当時は火災も相次ぎました。
ここで問題です。
1問目

「もし自宅にいるときに緊急地震速報が鳴ったり、地震の揺れを感じたりしたら、どう行動すればいいでしょうか?」
選択肢は3つ
①すぐに火を消して、ガス栓を閉める
②すぐさま走って外へ逃げる
③物がない場所で頭を守る