6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災の発生から17日で30年です。早朝の都市直下で発生した阪神・淡路大震災とはどんな地震だったのか、振り返ります。

阪神・淡路大震災とは

1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神・淡路大震災。
マグニチュードは7.3、最大震度は7で、6434人が犠牲となりました。

総務省消防庁によりますと、住宅被害は63万9686棟で、火災による被害は7574棟に上ります。

大地震を引き起こした原因は都市の直下を走る活断層でした。鉄筋コンクリートで造られたビルが倒壊し、高速道路も橋脚から倒れるなど都市を襲う地震の恐ろしさが浮き彫りとなりました。

また、死者の多くは建物の倒壊によるものでした。被害が出たのは1981年より前の旧建築基準法のもとで建てられた建物が多く耐震化の重要性が叫ばれるようになりました。

阪神・淡路大震災で多くの住宅が倒壊したことを受け、宮城県は古い住宅の耐震診断や耐震改修を呼びかけています。