ガソリン価格の今後の動向…影響は洋ラン店にも
12月に続いて、再び値上げされたガソリン価格。気になる今後の動向は…

北星ファイブ・加藤浩之店長「前回の値上げ、12月半ばの値上げ辺りから定量・定額が増えている。どうしても一気に5円上げになってしまったのは心苦しい。今のところ安くなることは無いと話している」
燃料価格の高騰に頭を抱えるのはドライバーだけではありません。

色鮮やかに咲き誇るコチョウランやシンビジウムなどの洋ラン。小松市長田町にある北陸洋蘭園では、2棟のハウスでおよそ20種類、1000本ほどの洋ランを育て販売していますが、欠かせないのは暖房。
洋ランの栽培には、ハウス内の温度を13度から15度に保つ必要があります。
2代目オーナーの中田耕二さんによると、5年ほど前は1リットル50円前後だった燃料の重油価格が、12月には107円に跳ね上がっているといいます。

北陸洋蘭園・中田耕二オーナー「補助金無くなって5円10円上がるとなるとかなりきついですね。経営的にも圧迫しますよね」先月はおよそ3000リットルの重油を使ったたということで、32万円余りの燃料費がかかったことになります。
販売価格への転嫁も難しく、もうけを削るしかないと中田さんは苦渋の表情を浮かべます。