温めないで!正しい保管法
カセットボンベの中には、液化石油ガスが「液体」と「気体」に分かれて入っています。カセットコンロを2台並べるなどしてボンベが過熱されてしまうと、液体の部分が気体になろうとして膨張します。それによってボンベの内圧が上昇し、限界を超えると破裂してしまいます。つまり、カセットボンベを異常に温めてしまうのが危険ということです。

そのため、2台並べて使うことはもちろんですが、カセットボンベを石油ストーブの前に置いたり、こたつの中に入れたりすることは同じく破裂の原因になるのでNGです。室内の涼しい場所に保管しましょう。

そして、ごみ収集車の中での発火を防ぐため、カセットボンベを捨てる際は、中身を出し切ってからにしてください。振ってみて、シャカシャカと音がする場合はガスが残っている証拠です。その場合は、風通しの良い屋外でガスを抜いてから捨ててください。

カセットコンロを使うことが多い時期ですから、改めて注意して使うようにしましょう。