弥生時代、古墳時代の青銅器の生産実態などを究明しようと島根大学と民間企業がこのほど、協定を締結しました。

島根大学と産学連携研究協定を結んだのは製鉄の研究、分析を行う日鉄テクノロジーです。

考古学をもとに青銅器の成分研究を進め弥生時代・古墳時代の社会実態を解明していく狙いで、青銅器の国際研究拠点としては国内初となるということです

島根大学 法文学部 浅田健太朗 学部長
「企業との連携というのがこれまでないということが弱点だったと自覚しておりますので、研究の面で大きな力をますます発揮できるような環境を構築していきたいと思っております。」

日鉄テクノロジー 江藤学 取締役常務
「産学連携というところにもポイントがありましてそれが世の中にどう役に立つかってところは専門の先生方と一緒に協議をさせていただきながら考えることができるのは非常に有意義だと思っています。」

研究の内容については、3月1日に予定されているシンポジウムで中間発表を行うことにしています。