高知県高知市の春野地区が市内で初めて、自転車ヘルメットの着用を推進するモデル地区に指定され、15日朝、中学生らが街頭でヘルメット着用を呼びかけました。
(警察官)
「自転車を乗るときはヘルメットをかぶってください、お願いします!」

高知市の春野地区は、県立春野高校が通学時の自転車ヘルメット着用を義務化したことをきっかけに12月、高知市で初めての「自転車ヘルメット着用推進モデル地区」に指定されました。

15日朝、春野中学校の前で生徒らが街頭活動を行い、「交通安全母の会連絡協議会」から贈られた横断幕を持って、ヘルメットの着用を呼びかけました。

(春野中学校 生徒会長)
「やっぱりまだ、ヘルメットを着けていない人が多いので、この活動を続けていかないといけないと思いました。みんながヘルメットを着けて安全な生活を送れるようになっていったらいいと思います」

(高知市 くらし・交通安全課 川上智子課長)
「この取り組み(モデル地区)が高知市全域に広がっていって高知市民の方、みなさんが自転車を乗るときはヘルメットをかぶるのが当たり前という、そういう高知市になっていけたらと思う」

春野中学校では2026年度から、ヘルメットの所有を自転車通学の条件にするということで生徒たちにヘルメット着用の重要性を伝えていくことにしています。
