大阪・関西万博の開幕まで3か月をきりました。
島根県松江市の幼稚園では園児たちが万博で展示予定の絵の制作に取り組みました。

松江のシンボル・松江城やお茶のイメージを盛り込んだ作品は縦・横5メートルの大作です。

14日、松江市の育英北幼稚園で行われたのは、世界各国の子どもたちが描いた絵を縫い合わせ、世界一大きな絵を作るプロジェクトの作品制作です。

坪内学園グループの3つの園の年長組の園児たちは、約1か月をかけ、「文化」と「命」をテーマに自身の似顔絵や、松江城などを描き、合同で作品作りを進めてきました。

作品の完成に向けた14日は、育英北幼稚園と育英保育園の園児30人ほどが集まり、夕日に照らされる松江城の色塗りを行いました。

園児たちは…
「きれい(どんなところが綺麗かな?)夕日のところ」
「石のところの細かいところが難しかったです」

育英北幼稚園 坪内朋子 園長
「今回、命がテーマということでしたので、子供たちが松江の文化を子どもたちの命で次の世代につないでいくという体験を子どもたちがこの絵を描くことを通して経験させていただくのはいい機会だなと思いまして、心の中にずっと残ってくれるんではないかなと思っています。」

出来上がった作品はそれぞれの園で展示されたあと、世界一大きな絵の一部となって大阪・関西万博の会場を飾ります。