最大震度5弱を観測した日向灘を震源とする昨夜(13日)の地震について、香川県の池田知事は「巨大地震はいつ発生してもおかしくない」と話し、「これを機に備えの点検を」などと呼びかけました。

(池田豊人 香川県知事)
「揺れることがあるという前提に立って、家具の転倒防止、家具の上にあるものをどける、あるいはそういうところでお休みにならない」

池田知事がきょうの会見で県民に呼びかけました。最大震度5弱を観測した日向灘を震源とする昨夜の地震では、香川県では高松市、三豊市、観音寺市などで震度2の揺れを観測しています。

南海トラフ臨時情報の発表にあわせて県も情報収集にあたりましたが、県内で被害は確認されていないということです。池田知事は、まもなく阪神淡路大震災から30年を迎えることにも触れ、海岸や河川の堤防強化や未耐震住宅の改修の呼びかけなど「備えを確実に進めたい」などと話しました。