14日午前、北朝鮮が日本海に向け短距離弾道ミサイルとみられるものを数発を発射したことを受け、嘉手納基地の動きが慌ただしくなりました。

韓国軍の合同参謀本部は14日午前9時半ごろ、北朝鮮が短距離弾道ミサイルとみられるものを数発、日本海に向けて発射したと発表しました。

嘉手納基地ではその前の午前7時45分ごろ、北朝鮮の核実験やミサイル発射準備の様子を探る際に活動する電子偵察機が離陸したほか、発射したとされる時刻の50分ほど後には、一昨年配備された空軍の無人偵察機「MQ-9」が離陸しました。

北朝鮮は今月6日にも新型の極超音速ミサイルの試験発射を行ったと主張するなど、軍事行動を活発化させていて嘉手納基地の動きはこれに呼応したものとみられます。