岩手県内で今シーズン3例目となる高病原性鳥インフルエンザが確認された盛岡市の養鶏場の防疫措置は、13日午前9時時点で41%にあたる16万4500羽の殺処分が終了したということです。


県は11日、鳥インフルエンザが確認された盛岡市の養鶏場で飼育されているニワトリおよそ40万羽の殺処分を決めました。11日から始まった作業は13日午前9時までに県職員と陸上自衛隊の隊員延べ1216人が動員され、全体のおよそ41%に当たる16万4500羽の殺処分が終了したということです。


13日午前9時までに県内のほかの養鶏場で死亡したニワトリの増加などの異常は確認されていません。県の担当者によりますと「作業は当初の想定より早いペースで進んでいて、14日には作業終了の見込みを示せるのでは」と話していました。