大分県内の去年11月の有効求人倍率は1.37倍で、前の月を下回り、2か月ぶりに下落しました。

大分労働局によりますと、大分県内の去年11月の有効求人倍率は1.37倍でした。これは前の月を0.01ポイント下回り、2か月ぶりに下落しました。一方で、九州では最も高い水準を維持しています。

ハローワーク別では、大分が最も高い1.76倍で、宇佐が1.23倍と続きます。

新規求人数は前の年の同じ月と比べて4.8%減少しました。

主要な9業種別でみると「製造」「卸売・小売」「医療・福祉」の3業種で増加し、「建設」「情報通信」など6業種で減少しています。

県内の雇用情勢について大分労働局は「改善の動きにやや足踏み感がみられ、物価上昇などが雇用に与える影響について注視が必要」としています。