この冬一番の寒波の影響で、福岡・佐賀では、10日はすべての観測地点で氷点下となり平地でも雪が積もりました。路面凍結による事故が相次いだほか、高速道路の通行止めなど交通機関にも影響が出ました。
最低気温は全観測地点で氷点下に

10日朝の福岡県朝倉市では前日から降り続いた雪で辺り一面が、銀世界となりました。

飯塚市の平地でも雪が積もり、転ばないようにゆっくり歩いて通勤する人たちの姿がみられました。

10日朝の最低気温は、福岡県添田町でマイナス7・2℃、福岡市でマイナス2・1℃など、福岡・佐賀のすべての観測地点で氷点下を記録しました。
事故相次ぐ 外国人ドライバー「雪の運転初めて」

RKB 今林隆史記者「路面が凍っているため車が坂を上ることができなくなっていて渋滞となっています」

各地で路面凍結による車のスリップ事故が相次ぎ、福岡県警には100件以上の通報が寄せられました。

RKB 金子壮太記者「バス亭に車が突っ込んでしまっています。車の前方部分は大きくへこんでいます」

スリランカ人の男性「日本の雪で車の運転初めてです。あっちにまっすぐ行くとき雪が降りまして、ブレーキする時スリップして滑ってバス停にぶつかりました。スリランカは全然雪が降りません」