福岡県田川地区で、8市町村が共同で使用するごみ処理施設が建設されています。
同じメーカーが作った同規模の施設に比べて建設費が100億円前後高いことが分かりました。
発注など建設にかかる事務を委託された大任町は建設費に関する詳細な資料を明らかにしていません。
現場で何が起きているのでしょうか。
町民に現金5万円と米5キロ配布

12月議会の終了後もちつきが恒例となっている福岡県大任町。

この日、全ての町民に1人あたり現金5万円と米5キロなどを配ることが決まりました。
予算は2億8000万円。
理由の一つが「ごみ処理施設の受け入れ」です。

大任町 永原譲二 町長(71)
「町民が本当に迷惑施設、よそのごみを全部受け入れてくれたことに対して、非常に迷惑をかけたという状況の中で今回そういう政策を打った」