岩手に伝わった囲碁と将棋が、多くの人にたしなまれるようになり、文化として根づくまでの歩みを紹介する企画展が盛岡市で開かれています。

中国の書物には紀元前7世紀ごろから囲碁に関する記述が登場します。
そして、日本では8世紀頭ごろの文献資料に囲碁に関する記述があることから、日本には7世紀ごろに囲碁が伝わったのではないかと言われています。

岩手では10世紀、胆沢城跡から碁石が出土しています。

また、将棋は11世紀の文献資料に登場します。岩手では奥州藤原氏の時代の遺跡から将棋の駒が出土しています。