5日までの岩手県内のインフルエンザの患者数の平均は35.48人で、前の週を下回ったものの、3週続けて警報発令の基準値である30人を上回りました。県は引き続き感染対策の徹底を呼びかけています。
県によりますと、12月30日から1月5日までの、県内の1定点医療機関当たりのインフルエンザの患者数は35.48人でした。
警報発令の基準値である30人を超えるのは3週連続です。
患者数は前の週の45.94人を下回りましたが、県は年末年始で医療機関が休業になったため、件数が減った可能性もあるとして、6日以降の数値を注視しています。
保健所別にみると、奥州が54人と最も多く久慈が47.33人となりました。
県内は一部の中学校ですでに3学期が始まっていて、来週はほとんどの小中学校で始業式が行われる予定です。
県は新学期を迎え人の移動が活発化するとして、県民に手洗いや場面に応じたマスクの着用を徹底して、感染拡大の防止を呼びかけています。