2025年3月に卒業する予定の中学3年生の進路志望状況が公表されました。
全日制の県立高校の志望倍率は0.91倍で、8年連続で過去最低を更新しました。
県教育委員会は9日、中学3年生の進路志望状況を公表しました。
それによりますと、全日制の県立高校は募集人員7135人に対し志望者数は6525人で、志望倍率は0.91倍となりました。
1975年の調査開始以降、急速に進む少子化を背景に8年連続で過去最低を更新しました。
倍率が高いのは、弘前実業高校・家庭科学科の1.63倍、次いで八戸工業高校・土木科が1.54倍などとなっています。
一方で、倍率が低いのは野辺地高校・普通科の0.23倍などとなっていて、1倍未満は35校56学科です。
県立高校の入学願書は2月12日から受付が始まり、試験は3月6日に行われます。
また、全日制私立高校の志望倍率は0.5倍で、過去6番目に高くなっています。