官公庁や多くの企業は6日が仕事始めです。新潟市の中原八一市長は、能登半島地震への対応が『取り組みの大きな柱』と訓示しました。

「あけましておめでとうございます」

幹部職員を前に年頭のあいさつをした新潟市の中原八一市長。
発生から1年が経った能登半島地震について、今後も支援に尽力するよう呼びかけました。

中原八一市長
「住宅や生活の再建が進まず、不安を抱える被災者の方々がいらっしゃいます。引き続き、今年の地震対応は、市役所が取り組む大きな柱となります」

事業の遅れが指摘されている液状化対策については、地質調査を進めるとともに、今後の見通しを分かりやすく被災者に示していくとしました。

また、中原市長は、体調不良で去年9月からおよそ3か月ほど療養していたことについても触れ、「職員の皆様から、的確に仕事を進めてもらっている」と感謝の言葉を述べました。