イギリスで郵便事業を運営するロイヤル・メールはエリザベス女王の記念切手を発売すると発表しました。

切手は4種類、いずれも女王の顔写真がデザインされていて、1952年に女王の即位と戴冠式を記念して撮影されたものや、1996年にチェコのプラハ城で撮影されたものなどです。

4枚組の記念品タイプの価格は6.95ポンド、およそ1080円で、11月10日発売されます。

また、中央銀行であるイングランド銀行は27日、新たな紙幣にチャールズ国王の肖像を採用し、デザインを年内に公開すると発表しました。5ポンドから50ポンドの4種類すべてに使用され、2024年中ごろまでに流通を始める予定です。

ただ、現在のエリザベス女王が描かれた紙幣も引き続き利用でき、擦り切れるなどした紙幣と交換しながら、流通量を増やしていくということです。