岩手県によりますと、高病原性の疑われる鳥インフルエンザが確認された盛岡市の養鶏場で進められている防疫措置は5日午前1時までに、飼育されていた採卵用のニワトリ約12万羽の殺処分が終了しました。6日夕方には埋却などが完了する見込みだということです。
2日に盛岡市の養鶏場で高病原性の疑われる鳥インフルエンザが確認されたことを受けて、県はこの農場で飼育されている採卵用のニワトリの殺処分を進めてきました。県によりますと、5日午前1時までに飼育されていた11万9697羽全ての殺処分が終了しました。
県建設業協会の協力により引き続き処分したニワトリを地中に埋める埋却が行われていて、6日の午後4時半までに完了する見込みだということです。2日午前9時すぎに始まった防疫措置は5日午前9時までの72時間で県職員延べ1037人が動員されています。