宮城県内で最も早い成人式が石巻市の桃生地区で5日に行われ、新成人が大人としての決意を新たにしました。
石巻市桃生地区の成人式には、晴れ着に身を包んだ若者たちが出席しました。対象者は、2004年4月2日からの1年間に生まれた74人です。
小学校の入学直前に東日本大震災を経験し、コロナ禍で高校3年間を送るなど、多くの困難を乗り越えてきた世代です。
新成人:「生徒のことを考えられる教師になっていければ」
新成人:「大工をしているので、将来独立をして教えてもらっている人を超えられるように頑張りたい」
桃生地区では、正月に帰省する人たちが出席しやすいようにと、毎年1月5日に成人式を行っています。
新成人たちは友人との再会を喜びながら、大人としての自覚を新たにしていました。