鳥取市の人気観光施設「砂の美術館」では、今年の干支・ヘビの砂像がお目見えし、来館者を楽しませています。
ヘビがカキの木を登っていき、実をとる様子が表現されている砂像。美術館近くの「多鯰ケ池」の言い伝え、ヘビにまつわる「お種伝説」のワンシーンを再現したものです。
美術館では、来館者に楽しんでもらおうと、2017年から毎年、干支の砂像を制作し入り口付近に展示しています。
今年の大きさは幅1メートル、奥行き90センチ、高さ1メートル30センチで、鳥取砂丘の砂およそ1.5トンを使い職員が制作しました。
干支の砂像を制作 鳥取砂丘 砂の美術館 安木啓介主任
「小さなお子様も来館されますので、かわいらしいヘビになるように心がけました。来館される皆様そして地域の皆様がより良い一年になりますようにという思いを込めて制作しました」
美術館は年末年始休まず営業していて、多くの来館者が砂像の前で写真を撮るなどして楽しんでいます。
来館者
「すごいです。皆さんぜひ来てもらって見ていただいたら。」
「このヘビは女の人ってすぐ分かりました、まつ毛あるから」
「健康に実力を発揮できる年にしたいと思っています」
この砂像は、1月末まで展示されています。