特定失踪者・大澤孝司さんの兄・昭一さんらが2日、署名活動を行い拉致問題の一刻も早い解決を訴えました。
新潟県弥彦村の弥彦神社で署名活動を行ったのは北朝鮮に拉致された可能性を排除できない特定失踪者・大澤孝司さんの兄・昭一さんと中村三奈子さんの母・クニさんです。
大澤孝司さんは1974年に佐渡市で行方不明になり、中村三奈子さんは1998年18歳のときに行方が分からなくなりました。

【大澤昭一さん(88)】「1人でも2人でも誰でもいいから、日本人を救出してもらうことこそ、日本政府の役目だと思う」

【中村クニさん(81)】「とにかく元気でいてほしいということと、一言声が聞ければっていう風に思っています」

集まった署名は11月の県民集会で政府関係者に渡されます。